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小さな扉、地下の秘密

 

 


1階が飲食店の居抜き、
2階以上が住居

というビルの売却依頼を受けました。


 

各部屋、何年も使っていなかったため
少し埃っぽかったのです。

しかし設備をチェックしたり、
図面の下絵を描いたりしていたため室内は
完全に把握していたつもりでした。




それなのに…

マスク

 

「そういえば地下室があるよenlightened


会社で打ち合わせをしている時、
突然90歳の売主様がこう仰るので驚きました。
しょっちゅう現地を見ているのに、

全く気付かなかったなんてsurprise


「あれ、地下室なんて謄本には載っていなかったし

…どこから入るんですか?」
とわたしが聞くと


売主様「1階にさ、小さい扉があったでしょ。
あれが入口で階段から降りられるようになってる。」

 

小さい扉、小さい扉……enlightened
もしかして、あれかな?

記憶を辿りながら、室内を思い浮かべました。


でも、かなり小さかったし、
開けたことはあったけれど、荷物ばかり。

階段があるなんて考えもしなかったのです。
 

 

扉


売主様「降りていくと各階の床面積位あるから
…3、4人は寝れるよyes


わたし「えっ、そんなに広いんですかsurprise


売主様「昔、道で酔っ払って寝てる人を
呼んできて、地下室で
寝かせてやろうかと思ったくらいだよ。」


わたし「優しいですねーangel
でもそんな広い部屋なのに、
謄本には載ってないんですね。」


売主様「だってただの受水槽の
ポンプ置き場だもん。」


いくら小さな面積でも、
ちょっとした室外機置場等でも、

所有者がいて登記があることがほとんどです。


なのに、存在しないはずの地下室が存在して
しかも結構広いということなのですねenlightened


わたし「それ凄く気になるので
今から見に行きましょうビックリマーク

                      
売主様「えっ、今から?見ても
たいして面白いもんじゃないよ。」


わたし「一緒に行って教えて貰った方が
わかりやすいので。」


売主様「あんたはホント物好きだねービックリマーク


わたし「やじうまみたいに言わないで下さいあせる
仕事仕事yes



 

しかしそう言っている間にも、
知的好奇心は膨れ上がっていくのでした。


そして、現地に到着して
早速あの扉を開けると…
 

扉


わたし「あー、
これで気づかなかったんですねbroken heart


そこには前に入っていた飲食店の人が
置いて行った食器やグラス等がたくさんあり、

階段の入口がふさがっていたました。


何年も前に不動産業者を通さずに、
個人で物件を貸していたそうですが、

最後まで片付けず退去してしまったのですcrying


売主様「ちゃんと現状回復してくれって
店主に言ったんだけどしねえから、

まぁいいかって思っちゃった。」


わたし「えーーーangryだめですよぉ。」

※契約内容にもよりますが、
退去するときは残置物はきちんと撤去して貰いましょう。




そんな話をしながらも、
中が気になって仕方がなかったので…


1度会社に戻ってから、
ジャージ+軍手+マスク+サバゲー用のゴーグル

完備で中身をすべて運び出すという
発掘作業を開始しましたcool


 

やっと入口に辿り着いたと思ったら…
え?ここ?少しイメージと違います。

でもとにかくこの蓋を開けるようですね。
 

ふた


この、入口を塞いでいる木の蓋が、
また重いんです。


下に落ちないように気を付けながら、
うーんうーんと持ち上げました。


そしてenlightened


ついに中が見えたーーーー!!!


恐る恐る開けてみると、
想像と全く違う空間がsurprise


『階段』と聞いていたけれど、
そこにあるのは錆びついた『はしご』でした。
 

はしご


いよいよ、降りてみようと、
それに手と足をかけると……

泥や錆がたくさん靴についてきて……

地下の床には少し水が溜まって
いろんなものが浮いています。


それでもどうしても降りてみたいcrying

 

 

しかし、自分の運動神経で降りて、
足を滑らせ地下室に落ちて、
さらにはずみで骨折でもしたら

暗くてじめじめした場所に取り残されてしまう…。


でもどんな場所か見てみたい…。


暫くはしごに手と足をかけたまま、放心。

しかし後ろ髪を引かれる想いで、
何とかその場から立ち去りました。


「蓋を開けて見られただけで充分じゃないか。」

そう、自分に言い聞かせてcrying


しかしこれは正しい決断でした。

後で聞きましたがこのような密閉された地下に
わたしのような素人が入るのは

非常に危険だそうです。


空気に触れると地中にある鉄が
酸素によって酸化しますね。
 

反対に言うと、空気は鉄によって酸素を奪われ
酸素欠乏空気になります。
 

つまり、そこに入った人間は酸素欠乏症
なってしまうことがあるのです。
場合によっては死に至るほどの恐ろしい症状ですね。


ある不動産業者の先輩が言うには、

地下室に鳥を放ち
一定時間飛ばす

という手法もあるそうです。

鳥が無事に帰ってきて初めて、
人が作業できるということでした。

※『炭鉱のカナリア』という言葉はこの手法から
派生して『何らかの危険が迫っていることを
知らせてくれる前兆』という意味を持つように
なったそうです。


ですから、こういった所には、
気軽に入らずプロの方に頼みましょう。


結局この後、水道屋さんが入って、
受水槽をチェックして貰い、事なきを得ましたheart




「もーangry3、4人寝られるって聞いてたのに

ワイルドな空間過ぎてびっくりしましたよ。」


売主様に報告したら、げらげら笑いながら、

「ポンプ置き場だって言っただろー。
でも俺なんてしょっちゅう、
出たり入ったりしてたけどねー!」

なんて仰っていました。


それにしても、売主様enlightened


誰か連れてきて寝かさなくてよかった…crying


 



↑↑↑およそ1年前に書いた記事です。

この後、契約時に買主様と交渉しつつ、
例の地下室は売主様の負担で清掃し、
破損個所は修理して引き渡しとなりました。

現在は、全く異なる業種の飲食店が
営業中ですyes

売主様も何度か食べに行かれたようで
売却しても違う形で思い入れのある物件に
遊びに行けるのは、嬉しいみたいですねsmiley



2019/5/14(火)

 

 

 

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